当社が開発した液中燃焼式廃液燃焼装置は、燃焼と燃焼ガス冷却に液中燃焼応用プロセスの一つで、他の型式には見られないいくつかの優れた特徴を持っております。
高速で旋回する空気中に燃料を供給し、瞬時に混合、高速燃焼し短焔とする高負荷高速短焔バーナーで、36GJ/m3もの高負荷燃焼が可能です。また、ボルテックスバーナーを還元燃焼させてもススの発生が無く完全燃焼できます。適用できる燃料は液体、気体燃料はもちろん、二種類以上の液-液、液-ガスの混焼が可能で、燃料の種類に制約されません。
燃焼炉の性能を確保するためには廃液の微粒子化が不可欠との認識に立ち、各種廃液性状に適用するインジェクターを開発・保有しております。
焼炉内は、ボルテックスバーナーの一次燃焼室での燃料の燃焼により熱ガスが供給され高温に保たれており、噴霧された廃液中の有機物を燃焼空気にてほぼ完全に酸化焼却し無害化いたします。併せて廃液に含有されるナトリウム塩等の無機物は、燃焼ガスに同伴及び炉壁を溶融流下して連続的に炉外へ排出されます。
燃焼炉からの燃焼ガスはダウンカマーを通じて冷却缶の缶水中に吹き込まれ、約90℃水分飽和まで瞬時に冷却されます。冷却缶の中での激しい気液の混相流は優れた衝突集じん機能及び撹拌機能を有しますので、燃焼ガスに同伴されたダスト成分及び溶融流下した塩類の大部分を捕捉、溶解します。