高濃度有機廃水を処理しつつエネルギーを生み出す一石二鳥の設備
特長
・高濃度有機排水(TOC:10,000~100,000mg/L)の無害化
・高温高圧化での処理(約300℃、約7~10MPa)
・難生物分解性有機物の分解
・エネルギーの創出(メタンガス)
・省設置スペース
・燃焼によらない有機物の分解
・省ランニングコスト
・シンプルな機器構成
・生物分解槽の負荷低減
・環境アセス不要
・短期試験約3週間(約40L)
・長期試験約3ヶ月(400L(200L×2個))
石油化学工業 / バイオ・医療・食品関連 / 半導体・液晶関係
高濃度有機物含有廃水を高温高圧化(約300℃、約10MPa)、還元雰囲気で触媒を用いて分解し、メタンガスを創出する、エネルギー創出型廃水処理装置です。
生物処理では処理が困難な難生物分解性有機物の分解も可能です。
そのため、生物分解槽の負荷低減にも貢献いたします。
昇圧ポンプによって加圧された廃液は、熱交換器にて昇温され、触媒の充填された反応塔にへと送られます。
反応器内で有機物はメタン主体のガスへと変換され、気液分離機を経た後に燃料性ガスと処理排水として排出されます。