晶析装置

硫酸、塩酸、硝酸、フッ酸、ホウ酸等の廃液から濃縮、晶析、透析等のプロセスにより再使用可能な酸を回収

特長

・回収酸は生産ラインへ循環再使用が可能となり、購入酸を低減
・廃酸に含まれる金属塩類（アルミ、鉄、亜鉛など）は有価物として回収することで、産業廃棄物を低減
・長年にわたり蓄積したノウハウをもとに、ご要求に応じたプロセスを提案

石油化学工業／鉄鋼・金属・製紙・無機工業／産業廃棄物処理

鉄鋼の硫酸酸洗槽から排出される廃酸を冷却し、硫酸と硫酸鉄に分離回収します。
蒸気を使用しないため、ランニングコストを低減できます。
適用：硫酸回収、硫酸鉄７水塩回収、芒硝

冷却晶析法

鉄鋼の硫酸酸洗槽から排出される廃酸を蒸発濃縮し、硫酸と硫酸鉄に分離回収します。
回収硫酸中の鉄濃度を低くすることが可能であり、酸洗槽の濃度に左右されずに回収硫酸が再利用できます。
適用：硫酸回収、硫酸鉄１水塩回収、芒硝、硫安

濃縮晶析法

アルミ材の生産ラインから排出される廃液を濃縮と晶析操作を組み合わせたプロセスにて、硫酸と硫酸アルミに分離回収します。
高品質の硫酸バンドを回収することが可能です。
適用：硫酸回収、硫酸バンド回収、ホウ素回収

濃縮法＋晶析法

塩酸廃液に硫酸を添加して、複分解しつつ、硫酸溶液中で蒸留することにより、
遊離酸はもちろん塩の状態の塩酸も置換反応を行わせて回収します。
適用：塩酸回収、硫酸鉄１水塩回収

硫酸置換法

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